こんにちは。アキラです。


先日、ある港にカマスの大群が入っているという噂を聞きました。
カマスといえば、あの小気味いい引きが忘れられません。

カマスの群れは、いったん港に入ると、しばらくその場にいることが
多いようです。出ていくタイミングは、よくわかりません。

「嵐が来たら出て行った」とか「大雨の後いなくなった」という
話も耳にします。生態をよく調べる必要がありそうですが、これはまた
別の話。

大群が港から出ていく前にたくさん釣って、知り合いの料理屋さんに
プレゼントしようと勇んで出撃しました。

そしてポイントにつくと、先客がたくさん。おっちゃんが4~5人います。
カマスポイントには、だいたい人がいます。

これでは、ちょっと割って入れないな、と離れたポイントを探り始めました。

カマスP
                    ※写真はイメージです

先客のおっちゃんをよく見ていると、なんだか動きが変です

島の人は、カマス釣りというと、主にスピンテールを投げているか、サビキ
のようなものを使っている場合がほとんどです。でもそのどちらでもなさそう。

というのは、おっちゃんらは足元に仕掛けを落とすと、すごい勢いでぐいーっ、
ぐいーっと力いっぱい引いています。
ルアーやサビキの動きではない。見ていると、みんなそうです。

そこで、このポイントを教えてくれた人の言葉を、はっと思い出しました。

「あそこのおっちゃんらはね、針だけが付いた仕掛けを海に入れて、
思い切り引っ張って、体にひっかけて釣ってるんだよ」

そうです。針を群れの中に投入し、思い切り引っ張ってひっかけようとして
いたんです。冗談だと思ってうっかり忘れていましたが、どうやら本当のようです。

カマスというのは群で生活しています。水面から見ると、怖いくらいの数で
群れている場面を見ることもあります。落ちたらバラバラにされそうなくらい。

確かに、あれだけの群れがいたらひっかけることぐらいできそうです。

でも、ほんとにできるのかな……とおっちゃんを見ていると、ぽつぽつとカマスが
上がっています! おお、本当にひっかけられるのか!

そこで素朴な疑問が沸き起こりました。
はたして、これは釣りなのだろうか。
釣りというよりは、むしろ「狩り」に近いような印象です。
エサやルアーで釣っても、狩りは狩りなのですが……。

結局、離れた場所にいた僕はボウズとなりました。
でも、釣りにはいろいろなスタイルがあることを知ることができ、ちょっと
楽しかったです。